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デジコードとフロンティア世界


-変幻自在セフィロトモン-


別ページ(デジコードとフロンティア世界:基本原理)でデジコードの基本原理について見てきました。
その件について考えていくと、セフィロトモンについてある仮説が立てられると思います。
その仮説というのが、彼は体内でなら『全ての十闘士の姿になれる』のではないか?という事です。
(おそらく皆さんも気づいていると思いますが・・)

セフィロトモン体内戦での注目ポイントは、10個のエリアに出てきたデジモン達はデジコードスキャンをされてもデジタマが出てこない点です (ラーナモンの回は別)
つまりセフィロトモン体内に出てきたデジモン達は魂が無い存在という事になります。
そう考えると彼の能力はおそらく・・・

『魂の無い肉体を操ることが出来る』 のだと思います。
(デジモン図鑑などに解説はされていないと思うので、正しくともフロンティア限定の設定だとは思いますけどね)

デジタマが出ないという事はセフィロトモンの体内のデジモン達は、『魂の無い器のみの存在』という事になります。 しかし戦いでは、時には会話もし子供たちを翻弄しています。魂の無い身体は本来動けませんし、会話もできません。 そう考えると、セフィロトモンの能力によって操り動かすことが出来るのではないかと考えられます。

こう考えるとセフィロトモンが存在している中で、メルキューレモンも同時に存在している理由も説明が付きますね。 スピリットは魂ではなく器(体)でしたので、それを操る(身にまとう)ことが出来るのであれば、 メルキューレモンも体内で動くことが出来ると考えられます。

ただ、この考えで行くと、セラフィモンのデータをメルキューレモンが身にまとう回でメルキューレモンとセラフィモン両方動かせば良かったのでは??という疑問が。 まぁ、遊んでいるという話だったので、あえて2体で戦わなかったという事なのかも知れませんが、2vs1の方が圧倒的だと思うのですよね・・

そうなると、
●1エリアに付き1体の体しか動かせない
●メルキューレモン自身セラフィモンになってみたかった

等の理由は考えられると思います。ただ、もしそのような制約がないとするならば、彼の能力は肉体を操ることではなく、彼の体内では、『奪ったどの肉体とも融合することが出来、その姿になれる』という事の方が正しいかもしれません。

器のデータを動かすには魂のデータが必須であると考えるならば、セフィロトモン自身の魂は1つ(もしくは1エリアに付き1つ)しかないので、セラフィモンの姿のみで戦わざる負えなかったのかと。
更に体内で戦ってる最中セフィロトモンは動けないという点でも、肉体を動かすにはセフィロトモン自身の『魂が必要』な可能性が立証できるのではないかと思います。

そもそも 彼の能力が体内の魂の無いデジモン達を操ることが出来るのならば、体外でセフィロトモンの意識として活動できるハズです。 これならば、データ収取を終えた友樹達を1人ずつ体外で戦う事が出来たはずです。
むしろ体外に出た友樹達はデータ収取を終えてるのでセフィロトモンに技は通じませんし、1人ずつ戦った方がスピリット収集率も確実なのではないか?と思われます。 策略家の彼の戦法としてはらしくない話です。

それが出来ないとなると、彼の意識は体内でどこかの体に入っていた為、体外に見えてるセフィロトモンはただのデカい器のみの存在になっているのでは?と考えれば体外のセフィロトモンが攻撃できない辻褄が合うとと思います。

ただそうなると・・他のボルケーモン・アシュラモン・カラテンモンなんかも中身は全部『セフィロトモン』だった!??なんて話になってしまいますがww (多重人格半端ないww) ですが、セフィロトモンの体内では敵デジモンが子供達のトラウマや悩みを突いて、精神的なダメージを与えて惑わしている戦い方が多くありましたので、戦い方が似ているという意味では、中身は同一人物だったと考えても、それはそれで面白いかもしれませんww

そしてこれを突き詰めて考えると・・
彼は体内でなら『全ての十闘士の姿になれる』可能性があるという事になるわけですね。
このセフィロトモンの能力仮説が正しいとするならば、器を操るにしても身にまとう事が出来るとしても、スピリット自体は魂の無い器(体)ですので、 十闘士を自分の体内で具現化出来る。もしくはセフィロトモン自身が、各十闘士の姿で戦えたのだと考えられます。
ただ体外では具現化は出来ないと思います。出来たらこんな回りくどいコトせずセラフィモンになって子供達を攻撃している方が楽だと思いますしね。

もし彼が他のスピリットを持っていたならば、メルキューレモンver十闘士が見れていたのかもしれませんね。体外では十闘士の技が使え、体内では十闘士の姿で戦うことが出来る。
まさにタイトル通りの変幻自在デジモンでしたね!(あくまでも仮説ですけど・・・)


しかし、このセフィロトモンは十闘士の中でも策略家で面白い能力も持っていたりするので悪の5闘士戦の中では、かなり好きな話でした! よくよく見てみると、前半の純平・友樹戦等は自分が苦手とする属性に追い込まれて戦わされていますし、やはり策略家ですねww

おそらく窮地に立たされることで、全力を出させて十闘士の技を余すことなくコピーするための策略だったのでしょう。(倒せずとも相手の技のデータをコピーすることが最低目標だったようですし)力押しのバトルもデジモンでは好きですが、頭脳戦のデジモンが活躍するような話も見てて面白いものです!
今後完全新作のデジモンアニメがあるならば、頭脳戦溢れる戦いや謎解き要素のあるちょっと大人向けのアニメとかやってほしいですねw サイスルのストーリーをアニメ化とかもちょっと見てみたい気も・・ww




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