デジモンの死と記憶(フロンティア編)
-新たなる伝説-
「デジモンの死と記憶の継承に関するの考察」のフロンティア編です。
転生後のデジモンは前世の記憶が有るか無いか?について考えてみると、下記のようになるかと思います。
●アドベンチャー→○
●アドベンチャー02→○
●テイマーズ→デジタマには戻らない
●フロンティア→×
●セイバーズ→△(大のアグモン○・ピヨモン△・ゴツモン× ※ただし基本記憶は残らないとの事)
●クロスウォーズ→??死んでもデジタマにはならないが、何故かいいデジモンになって戻る
さて、フロンティアに関しては前世の記憶を持っているデジモンは存在しないと考えて良いと思います。
フロンティアで転生して孵化したデジタマが見れたのはセラフィモン・オファニモン・ケルビモンでした。
29話のパタモン転生後セラフィモンの記憶はほぼ見られません。
他のデジモンとは違う特殊な力の兆候は
見られるものの、自分が生まれ変わるまでの間に起きた出来事等を質問したり、前世の事について特に語ることは
ありませんでした。
セラフィモンとしての記憶が残っているならば、拓也達を現実世界に帰る様に言ったり、ソーサリモンがどうなったか?やケルビモンを説得したりするようなシーンもあってもいいと思います。
しかし、その様なシーンは一切ないので断片的に残っていたとしても記憶はほぼ無いと考えていいと思います。
47話でプロットモン・ロップモンとしてオファニモン、ケルビモンも転生しますが、昔のわだかまりが嘘のように3匹仲良く遊んでいる様子から、共通して『記憶の継承は無い』と断定して良いと思います。最終話では一時的に前世のデジモン達の残像が出てきますがアレと記憶は関係ないと思います。
ちなみに、42話の元悪の4闘士の件は?となるのですが、おそらく50話のアグニモン達の様に魂(意識)自体は既にスピリットの方にあり、デジタマは4闘士が実体化するためには必要だっただけだと考え記憶に関してデジタマ自体には無いと考えます。
さて、ここでフロンティア編のデジモンは転生後『記憶を継承しない』と考えた場合あることが考えられますね。
そう・・・
再構築後のデジタルワールドでは、拓也達を覚えているデジモンはいないに等しい
という事です(ボコモン・ネーモン・パタモン・プロットモン・ロップモンと伝説の10闘士だけ)
ロイヤルナイツ編(38-47話)で失われた大地と共にデジモン達も次々と消えていきます。
そして、辛くも生き残ったデジモン達は3つの月へと避難しますが、第47話のルーチェモンFMとの戦闘により第3の月が大破→その影響により残り2つの月も次々と大破します。
おそらくあの時点で残っていたデジモン達全員消滅してしまったと考えます。
45話でのトーカンモンやナノモン、セピックモン、44話のゴツモンもおそらくは・・・
さて、先ほども転生後のデジモン達に前世の記憶はないと解説しました。
そうなると伝説の十闘士は今後も生き続けてデジタルワールド中で活躍しますが、本当にデジタルワールドを救った十闘士である拓也達の
存在は誰もみた事がないという事になるでしょう。そもそも語り継がれるうちに「人間がデジタルワールドを救った」という事も忘れられてしまうかもしれないですね・・
そう考えるとディースキャナの謎でも少し上げましたが、昔ルーチェモンを封印した十闘士が実は人間だった、
もしくはデジモンをパートナーに持つ人間だったという仮説もあながちありうることかもしれませんね。。
でも、あれだけ必死にデジタルワールドを守った拓也達の存在は結局誰も知らないデジタルワールドって言うのもなんかちょっぴり切ないですね(><。)
彼らの存在は今後ボコモンが書くであろう本で語り継がれていくわけで・・
彼らはまさに『伝説』になった・・・という話なんですね。
- 死と記憶の継承
- テイマーと
デジモンの記憶 - デジタマについて
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