‐8話から見た『地獄の存在』と『七大魔王』の可能性‐
ゴーストゲームで現在最も謎が多い回といえば・・百鬼夜行ですよね。
なんといっても、解決方法がいつもとは違う「強制送還」というイレギュラー回という印象ですし、
ここにきて初めて目の前で「デジタルゲート」を発動させました。
このことにより「デジタルゲートを操れるアイテム」があるということが分かりましたし
ブラックテイルモン Uver.の存在がより気になる回ともなっています。
ここでは8話を中心に今後のゴーストゲームについて考えていきたいと思います。
- 1章:強制送還の
理由とゲートの先‐ - ‐2章:地獄の釜
とデジタルゲート‐
-仮説リスト-
‐1章:強制送還の理由とゲートの先‐
さて、まず
これを見た際まず思い浮かぶ疑問が、なぜ8話に限り「強制送還」が発生したのか?
という点ですよね。
現段階で、ブラックテイルモン Uver.が「敵側からの依頼で動いている」のか
「北斗(味方側)から依頼なのか」
はっきり断定できませんが、
少なくともブラックテイルモン Uver.に、メインで依頼されている内容ではないというのは確かだと思います。
「現実世界に出現したデジモン達の回収」が依頼主の目的であるならば、ブラックテイルモンUver.が毎回デジモン達を回収しているはずですよね。
しかし、8話以降「強制送還」というシーンはありませんでした。
ではなぜ、8話だけがということになりますが、
考えられることとして、
『ヒロ達ではどうしようもない状況だったから』
『百鬼夜行に出現したデジモン達の誰かを回収(DWへ転送)することを誰かから依頼されていたから』
といった事だと思います。
そして、もう一つ思い浮かんだのが、シスタモンシエル達が『ルールを破ったから』という仮説です。
なぜ唐突に「ルール」という文言が出てくるのかというと・・
8話の回では異様に「ルール」という言葉が沢山出てきていて、それが見ていて妙に引っ掛かりました。
これだけ出ていると、逆に何かの伏線なのではないかと・・
第1のルール:
メタルファントモンに追いつかれたデジモンはあの鎌に吸収される
第2のルール:
レースを降りようとしたデジモンは問答無用で吸収される
第3のルール:
その印をつけられたものは奴のルールから逃れられない
勿論これはデスレースでの「ルール」に過ぎないとは思いますが、こういったルールの縛りの中、突然ゲートが現れ全員強制送還されるという終わり方が、
それまでの話とは明らかに違く、妙にそのことに関連する「ルール」という文言が気になるわけです。
こういった点から、少し強引ですが「強制送還」という手段が発動したのは
何かしらの 「ルール」をシスタモンシエルたちが破ってしまったから
ではないかという仮説に至ったわけです。
これが正しければ、ブラックテイルモン Uver.はルールを決めている何者かの依頼で動いていることになります。
ルールという点と更には「デジモンの実体化条件」と「ゴーストゲームのゲーム意味」を組み合わせて考えていた時
●デジモン達が現実世界で実体化するには「実体化させることのできる何者か」と契約し、実体化するための条件として各デジモンに課せられるミッションを与える→
それをクリアしたデジモンは実体化できるようになる
●そもそも、現実世界に出てきているデジモン達はDWで既に死んでいる(ただし現実世界にきているデジモン達は自分たちがDWで既に死んでいるという記憶が欠落している=自分が死人だと認識していない)
現実世界は『DWのあの世の世界』に位置づけされているという考えであり、
そのデジモン達が「現実世界でそれぞれに課せられた業や自らの欲を叶えること」で成仏し、DWで転生できる
といった仮説を以前立てたことがありました。(既に上記は没仮説です)
そしてゲームというタイトルの意味は「転生のための条件をクリアする」という意味合いで「実体化ゲーム」
「転生ゲーム」「幽霊たちのゲーム」といったように黒幕がゲームと称している。
そう考えるならば、ゲームには勿論ルールがあり、シスタモンシエルたちが強制送還されたのは「そのゲームに決められていたルールを意図せず破ってしまったから」と・・
結論づけることができると思ったわけです。ルール違反・失格=強制送還。
※勿論現在では、「デジモンが実体化するファクターは感情」「人間により近い感情をデジモン達が持つことで実体化できる」と実体化についての条件の解説があったので
「実体化ゲーム」という仮説は没ですがね・・
ちなみに、ルールを破ったシスタモンが転送された世界について・・
あくまで仮説ですが、ゲートの行先は通常のDWではなく
地獄(ダークエリア)なのではないかとも思いました。
なぜ唐突に地獄やダークエリアが出てくるかは、第2章(クリック)にて・・・