‐8話から見た『地獄の存在』と『七大魔王』の可能性‐
ゴーストゲームで現在最も謎が多い回といえば・・百鬼夜行ですよね。
なんといっても、解決方法がいつもとは違う「強制送還」というイレギュラー回という印象ですし、
ここにきて初めて目の前で「デジタルゲート」を発動させました。
このことにより「デジタルゲートを操れるアイテム」があるということが分かりましたし
ブラックテイルモン Uver.の存在がより気になる回ともなっています。
ここでは8話を中心に今後のゴーストゲームについて考えていきたいと思います。
- 1章:強制送還の
理由とゲートの先‐ - ‐2章:地獄の釜
とデジタルゲート‐
-仮説リスト-
‐2章:地獄の釜とデジタルゲート‐
さて、1章ではシスタモンシエルたちは、何かしらのルールを破ったから強制送還されたという説を書いてみましたが、もう1つ8話で気になる点といえば・・
『ゲートを開いたアイテムが炊飯器である点』

8話を最初に見た時は、なぜ炊飯器なのか?と考えたんですが、よくよく考えると炊飯器っていわゆる『釜』なんですよね。
そして幽霊関係と釜を考えた時、真っ先に浮かんだのが「地獄の釜」でした。
ここで地獄の釜ということで調べていくと、釜蓋朔日(かまぶたのついたち)という「地獄の釜の蓋が開く日」があるとのことが分かりました。
こちらの意味は「お盆にあの世からふるさとに帰ってくる精霊たちが、地獄の出入り口をあけてもらい、この世に出発する日」だとされているようです。
つまり、「地獄の釜をの蓋を開けると、あの世(異世界)とこの世をつなげるゲートを開くことができる」という意味合いから
『ゲートを開くアイテム』に炊飯器(釜)が使われているのではないか?と思ったわけです。
ある意味偶然かもしれませんが、メタルファントモンのルールでも「鎌」が使われていて「鎌と釜」がかかっているんですよね(笑)
これが伏線なのか偶然なのかはわかりませんが、意味がある事であるならば、そのような点からゴーストゲームには「地獄」の存在が関わってくるのでは?という考えに至ったわけです。
※勿論、「地獄の蓋が開く日」の意味合いの地獄については単純に地獄だけではなく「あの世全体」を意味する場合もあるらしいですが、今回は普通に地獄と考えていくことにします
デジタルワールドの地獄の位置づけとしては「ダークエリア」が思い浮かびますね。
そしてダークエリアで有名なのはやはり「七大魔王」でしょうか・・
そういう点を掘り下げていくうちに
ゴーストゲームには「七大魔王もしくはオグドモン」がどこかしらのボス戦で登場するのでは?と思ったわけです。
ゴーストゲーム:地獄編的な(笑)
ここからは、
上記に至った詳しい仮説のおまけ考察になりますのでご興味があれば・・↓
‐おまけ:感情と複数のリングについて‐
さて、七大魔王が関連しているという方向で考えると、実はずっと謎であった
『人やデジモンに出てくる謎のリングの意味合いについて』
もある仮説が立てられました。
当初は実体化の現象とリングについて、デジモンパートナーズ内のインタビューでの地岡監督の回答を見た時は↓
これは『デジモンフロンティア』のときにも出てきましたが、「デジコード」のイメージが元になっている、
デジタル的な何かです。
どうして出てきているのか、どう作用しているかというのは、これから先を見ていただいて想像してもらいたい
です。
(▽デジモンパートナーズ『デジモンゴーストゲーム』放送記念特別企画 シリーズディレクター地岡 公俊さん
インタビュー企画!内での回答より)
デジコードのイメージが元という点から「肉体や魂」を意味しているということが推察することができていたので
(※詳しくは別考察の「デジコードとフロンティア世界:基本原理【クリック】」を参照)
実体化の仮説として「
デジモン達が人間に干渉し、人間の肉体をデータ化・それを自分のものにする」
→そのデータが一定以上集まることで実体化できる」
どろろ的な意味で言うならば、48個くらい
もしくはデジモン自身がいる場所を意味していたり、技で人間に干渉してた時に干渉した部分がリングデータとして現れる。と思っていました。
しかし、「七大魔王」更には「実体化のファクターが人に近しい心から湧き上がる感情」であると考えた時、あのリングは
「データとして変換された感情(人・デジモン問わず)」を意味しているのではないかと思ったわけです。
これが何故七大魔王と関係あるのか?というと、彼らはそれぞれ1つの罪を司ってるわけですよね。
その内容は「人の感情や欲」です。
仮に、それぞれの司る人の感情や欲を集めて自らに吸収することで、ダークエリアから現実世界に出ることのできるのだとしたら・・
その目的の為に無作為にデジモン達を現実世界に送り、そのデジモン達に人間に近しい感情を会得させることで、そのデータの一部をダークエリアに自動的に転送している。
あのリングは七大魔王達がつけているマーキングであり、現実世界に出てきているデジモン達は知らず知らずの内に七大魔王達に利用されている。という仮説です。
全員出てくるかは不明ですが、現在のリングの色を見てみると・・・
【赤】

【紫】



【黄色】


【オレンジ】

【青】

【水色】

【緑】

と、このように七大魔王の司る紋章に近しい色が出てきています。
一部白リングっぽいのも出てきているので、色合い的に少し強引な点もありますが・・
人の感情や欲を意味しているのであれば、特に2話で1人の人間に複数のリングが出ているのは、
「憤怒」「暴食(空腹)」など2つの感情が同時に渦巻いているため。
と考えるならば、2つの色の違うリングが
1人から出るのも説明がつきます。
人の感情や思念(人の想いの力)がデジモンに影響しているという点では、デジモンセイバーズの方で、
人の思念がデジモン達に影響を与えてデジモン達が暴走したり人の願いを叶えようとしていました。
アグモンたちを進化させるデジソウル自体が人の想いの力なので、感情自体のデータ化というのも可能であると考えられます。
更に、ダークエリアから出るという点では、フロンティアにてそれこそ、DW全ての大地のデジコードをルーチェモンが吸収することで「ダークエリアの封印を解いた」という事象もあるので、
地岡監督の言う「デジコードのイメージが元」と同じ意味合いというのはそういった点も含まれているのかもしれませんね。
仮にゴーストゲームに七大魔王が登場するとしても全員なのか、感情という点だけに振り切るのであるならば
人間の原初的な感情である憤怒のデーモンやOPで出てきている傲慢のルーチェモンなど1匹だけが出てくるという可能性もあります。
もしくはオグドモンやドラクモンつながりでグランドラクモン辺りが絡んでくるかもしれませんね。
少々強引な説にはなっていますが、もう1つ七大魔王の存在を推す理由として地獄「ダークエリア」だけではなく、
七大魔王のマークにちゃっかり惑星記号らしきものがついてるわけで・・実はしっかり星や天体にも関連づけられているんですよね。
ゴーストゲーム自体が星や天体・幽霊などの要素が取り入れられていると考えると、
その要素がしっかり入っている七大魔王の存在がゴーストゲームの芯に来る可能性は十分にあり得ると思います。
果たして真相はいかに・・・
おまけ2:釜蓋朔日(かまぶたのついたち)という「地獄の釜の蓋が開く日」について
釜蓋朔日(かまぶたのついたち)という「地獄の釜の蓋が開く日」
をよく調べたところ日付が8月1日だそうで・・
8月1日って知った時は、これ偶然なんでしょうが、スルー出来ないような久々に何とも言えない気持ちに!!!
アドベンチャーでDWに行った日が8月1日に決めた理由って
公表されてるかちょっとあいまいだから断定できないんですが、
こういう意味も入ってあの日なのではと思ってしまいました。たぶん関係ないと思いますけどね(笑)