-デジモンを幽霊視点で考える-
今回のデジモンというものの扱いについて、
幽霊要素の視点で見た場合、今までのデジモン設定視点で
見た場合
だとまるで解釈が違ってくることに考えながら面白さを感じています。
そんなわけで、ここでは、デジモンが幽霊要素の視点で見たら?
という事で考えていきます。
※あくまでメモで霊の解釈が間違ってる可能性もあるのであしからず。
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‐今回のパートナーは守護霊?‐
こちらについてガンマモンは『北斗によって宙のもとにやってきたデジモン』という事なので
根本的に理論が破綻しそうなのですが、2話の最後の瑠璃の後ろをついて歩く
アンゴラモンだけを見るとまるで「守護霊」のように見えました。
これに関しては3話以降、瑠璃をついて回る理由が明かされるとは思うのですが、
霊的要素が関連しているのであれば、守護霊要素が出て来ても不思議ではないのかな?
と思っているのです。
また、そういった観点からいくと守護天使や地縛霊とかの要素も 今後出てきそうなのかな?と・・
守護天使と考えるとOPに出て来たルーチェモンが意味深で、あれは清司郎についてる 守護天使??
と思ってみたり。(でもそうなるとジェリーモンは??となるんですけどね)
ちなみに守護霊だと、「先祖など当人に縁のある故人が憑いている場合もある」とされる説もあるので
ガンマモンが宙の弟という事がちょっとだけある説が浮かんできます。
亡くなった弟とか・・・(流石にないかな・・焦)
それ以外だと動物が霊となる可能性もあるので、その視点から考えると、
おそらく気になってる方も多い宙の耳のキズ
これが元々小さい頃に飼っていたペットにちょっと噛まれた跡だったとしたら・・
そういう事で亡くなったペット説・・
なお、このデジモンが死んだペットという点に関しては、企画協力であるやぶの先生と井沢先生の
デジモン漫画「C'monデジモン」という作品にて主人公が拾ったデジモンが主人公が飼っていた
死んだペット(ブン)に性格が似ているといったシーンがあります。
(漫画の内容を読むと そのデジモンはブンの生まれ変わりではないか?と思わされます)
これを飛躍的に考えると、今回そういった要素が入っている可能性があるのではないかと・・
まぁ、生きていた頃からその動物を弟扱いにしてたってのは強引かなと思いつつ。。
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‐デジヴァイスと霊感‐
今回のデジモンは基本普通の人には見えないと思われます。
マミーモンが早速夜に不特定多数の人間に目撃されちゃってるので
絶対ではないですが・・とりあえず見えないと仮定しましょう。
では現在のデジヴァイスの機能として分かってるものを簡単にまとめてみると
●特定のデジモンと自分をリンクさせデジモン自体を実体化させることが出来る
●普通の人間に見えない「デジモンを見ることが出来る」という機能です。
幽霊視点からなら「霊が見えない(霊感がない)人がデジヴァイスによって霊が見えるようになる」
という事ですね。
こう考えると、ここでふと、1つの仮説が思い浮かびました。
「霊感がある人間はデジヴァイスが無くてもデジモンが見えるのではないか?」 と・・
例えるなら、デジモンアドベンチャーでのヒカリはデジヴァイスを手にするもっとずっと前から
デジモン達が見えてましたよね。それと似たような感覚です。
おそらく・・ですが、清司郎は「ジェリーモン」やもしかしたら他のデジモン達が 人よりも明確に
見えているのではないか?と考えています。
ただの怖がりにしては、ずいぶん異常な発言が2話で見られたので もしかしたら・・と。
ただ 宙が見た時にはジェリーモンはいなかったので「一人でいる時」に 怖がらせてるのかもしれませんね。
見えてなくとも既にアンゴラモン同様、清司郎のそばにいる可能性は高いと思います。
更に言うならば、仮に清司郎がデジモンが見えてなかったとしても、
他の人間の中に デジヴァイスがなくともデジモンが見えている人間(霊感が強い人間)は出てくる
かもしれませんね。 追加のテイマー枠として登場したり・・
よくよく考えると、デジモンを見えるようにする機械を作れたってことは北斗はそうなのかな???
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‐もう1人の清司郎:憑依と鎮守の神‐
タイトルみて「??」となった方も多いかもですね。
現段階では、まだ情報が少なく突拍子もない説になってしまうのですが・・・
どうしてもマジラモン戦が終わった後の 「どうやって助かったんだ?」 という言葉が気になりました。
この意味は、攻撃を受ける直前で、土下座をしたものの、何のお咎めもなくマジラモンが 去っていった事に対してかと思うのですが・・
その後のヒロの「覚えてないんですか??」が妙に引っかかります。
このセリフがあるという事は清司郎は、後半部分のマジラモンとのやり取りの記憶がない可能性があるという事になります。
何となくですが、マジラモンに謝っている清司郎の あのキャラは普段の清司郎ではなく、どちらかというと
「理想の寮長というキャラ」のようにも見えました。
あれが絶体絶命の時に現れる清司郎のもともと持っている性格の一部なのだと 思いますが、
(覚えていないのは一種のゾーン状態に入っていたから) もし、そういう理由じゃなかったら?と考えた時、 清司郎の中に『別人格がいるのでは??』と思ったのです。
そういう別人格視点、更に幽霊視点で考えた時、 幽霊といえば『憑依』とかはあり得るのかな?と・・
あの性格が変わる直前で一瞬、清司郎は気を失っていたと思われるわけで・・・
寮長という言葉を聴いた後、急にキャラが変わったことからも中に何者かが潜んでいるのでは??と・・
最後のマジラモンとの会話は、清司郎(憑依状態)が言っていて、 清司郎(本人)は心の中で気絶状態な為
覚えていない。
だから一切の記憶がなく「どうやって助かったんだ」というセリフが出たのではないかと・・
ちなみに、ジェリーモンがその憑依している何者かを別人として認識しているのか否かは現段階では不明ですが、 あのダーリンというのは清司郎に対してではなく、『清司郎の中にいる何者かに対して いっている可能性』もありそうです。
何者か?というのはまだ分かりませんが、「ボクの寮」と度々言っている所も気になっています。(ただしこれを言っているのは素の清司郎の方だとは思いますけどね)
そう考えると、この寮自体に愛着があるもの(土地に縛られた地縛霊)や土地や建物を守ってる神様(土地神様や鎮守の神等) がモデルとなっていて、「この寮が好きなor守ってるデジモン」が清司郎の中にいるのかな?と・・
マジラモンが去る時「清らかなり・・」といった事も言っているので、今は天使なのかな?と。
まぁ、つまりはルーチェモン辺りが中に入っているのかな???なんて・・
(OPが伏線になるかどうかいまいち確信がないですが・・笑)
更に、あの包帯に関しても、本人的には中二の影響で巻いてたつもりでいたのでしょうが、 本当にいつの間にか手が別のものに変化してた(憑依しているデジモンの手とか) みたいなことも無きにしも非ず??
包帯が何かの拍子にとれて清司郎本人が一番驚くとか…(絶対ないと思いますけどね‥笑)
勿論、絶体絶命の状況やスイッチが入ると、真の力を発揮できるタイプもいますし、
そこまで劇的に性格が変化しているわけでもないので・・・・・・・
まぁ、、ネタ程度の話でした。。
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‐パンプモンが消えた理由~成仏とデジタルゲート~‐(11/23追加)
さて、4話で出て来た仮想空間について別ページ(-疑似空間・ARフィールドの謎-)では何説か書いてみましたが、 仮に幽霊視点で考えたら??という事で考えてみました。
デジタルワールドと現実世界の間の世界、現実世界の表裏一体の世界と考えていくと・・・
あの世界は、あの世とこの世の『境目の世界』ではないか?という事が頭をよぎりました。
そういった所を考えていくと、幽霊視点ではどうやら三途の川があの世とこの世を分ける境目という事が分かりました。 まぁ、川の描写がないので説得力はかけてしまいますが・・
仮にあの世とこの世の境の 世界がARフィールドと考えた場合、ここにデジタルゲートが開けば、デジタルワールドにも行けるのではないか?と考えるに至ったわけです。
実は、そういった考えに至るきっかけは、4話でした。
というのも、ARフィールド初お披露目回でもあったのですが、パンプモンと和解をしたあと、ヒロ達が現実世界に戻ってきた際にパンプモン達の姿が見えなくなってしまったんですよね。
その事が今後の伏線なのか、 それともパンプモンは元々、「ハロウィン」の時期になると発生していたコンピュータウィルスが突然変異を起こしてパンプモンになったという都市伝説設定があるので、 ハロウィンの設定に準じて、1日限定で現実世界に現れるデジモンだったというのが一番高いと思います。
(ヒロの「来年になったらまた会いに来るだろう」というセリフもあることからも)
しかし、もしこの説が正しければ、エカキモンやキャンドモンはそれに準じるわけではないので、
これ以外で考えたらどうなるか?と試しに考えてみました。
そんな中最初に頭に浮かんだのが、パンプモン事件の後、ARフィールドに1度引き込まれたデジモン達がARフィールド解除後、 現実世界に戻ったのどうかの描写が無かったため『ARフィールドは檻のような役割も担っていて、1度あの空間に行ったデジモン達は現実世界には戻ってこれない』という仮説を立てていました。
が・・今回の7話にて逃走したヤタガラモンがARフィールド解除後に、現実世界に戻って来ている描写が描かれていたので、7話の時点で上記の説は無くなりました。
と、すると・・パンプモン達は何故いなくなってしまったのか?という事が余計に気になりますよね。。
で、ここで幽霊視点で見た時、パンプモンが仮に幽霊。
更にARフィールドが『あの世とこの世の境の世界』であったならパンプモンはあの時点で成仏した
(DWにかえった)のではないかという1つの仮説に至りました。
突拍子もない発想ですが、幽霊が現実世界にいるのって大抵はこの世に何かしら未練とかがあるもので、その未練を断ち切ることで、あの世に行ける(成仏出来る)んですよね。
今までのデジモン達というのは少なからず人間に興味を持ち更に各自の欲としては
●クロックモン=人の時間を見るのが好き
●マミーモン=病気の人間を医術で治したい
●ドラクモン=人を怖がらせて、怖がってる姿を見るのが大好き。最終的には自らを実体化させたい
●パンプモン=人間と友達になりたい
●セイレーンモン=自分の歌を聞かせたい
といったデジモン達ごとに願い(欲)を持っていました。
今までの事例を考えてみると、それぞれのデジモン達は何かしらの動機で 人間等に干渉していました。
そして、その中で目的を本当の意味で満足し達成したと思われるのって実は、パンプモンだけなんですよね。
目的達成という意味ではマジラモンも当てはまるかもしれませんので、もしかしたら 清司郎を許した後、天に帰っていきましたが、デジタルワールドに戻ったのかもしれません。
クロックモンとドラクモンはやりたいことは達成していますが、1回だけでは、全く満足していません。
マミーモンやセイレーンモンに関しても、自らの欲の途中でしたし、 自分たちの元々の行動がヒロ達との対話で間違いだと気付いており、別の方法で再出発しているので、まだ自らの欲望を達成していません。
パンプモンに関しては「わぁ~い!友達友達!人間たちとお友達」と自ら発しており、 彼の願いは本当の意味で達成したようにも思います。 それまでも自分が正しいと思って連れ去っていましたが、その時は満足していないから 何度も攫ってると思うので。。
ここで自らの欲望が達成したことによって消えたという事を見ると直感的に『成仏した』?と思ったわけです。成仏=デジタルワールドに帰る方法みたいな。。考えに至ったわけです
そういう意味で、ゴーストゲームをゲーム視点で考えると『ミッションクリア』的なイメージでしょうかね?
この視点ですとパンプモンのみならず、エカキモン達も一緒に消えた理由も一応は説明がつきます。
仮にエカキモンたちの願いはパンプモンと同様「人間の友達が欲しい」だったのかもしれないですし、
「パンプモンに人間の友達を作ってあげたい」でも欲望は達成した事になると思います。
つまり、デジモンがデジタルワールドに帰るためには『自分の欲望・願望を本当の意味で 達成する(自分自身が満足する)』
ことなのでは?なんて・・ あくまで幽霊視点で考えた1つの可能性です。。
今後パンプモンがどこかで出てくるまでは真相は藪の中・・
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