-疑似空間・ARフィールドの謎-
4話から、戦いで被害を最小限に抑える為の疑似空間が登場しましたね。
疑似空間の名前はまだ明かされていなかったと思うので、ここでは仮にARフィールドと称しておきます。
まずこのフィールドがどういった物か?と考えた時
「偶発的な空間のか」「北斗等の何者かが作為的に作った空間なのか」
という点が気になりました。
もし偶発的にできたのであれば、おそらくAIホロの技術が発達した事でできた
『現実世界の狭間にできた空間』だと思われます。
この場合、現実世界の位置関係としてはアプモンのARフィールドやデジモンクロスウォーズのデジクォーツの様な『現実世界と表裏一体の空間』かなと。
空間のでき方などの、イメージ的にはこのような形↓
【ヒロ達の世界でホロが映し出される仕組み】

【ARフィールドを展開した際のイメージ図】

作為的ならば、北斗が作った空間に移動させる。またはデジヴァイスの中の空間
等々、5話までの段階では
可能性が無限にあり絞り込むことが出来ませんでした。
しかし、6話目にしてあることが分かりましたね。
これを機に現時点でこの世界は上記の説ではなく『デジヴァイスが、都度作り出した世界なのではないか?』という考えに至りました。
これだけではまだ何を言っているのか分からないと思うので順を追って説明していきます
まず、6話目で分かったのが、ヒロと瑠璃の展開したARフィールドが微妙に違う事が分かりました。
展開した際はこのような背景になります。


草が生えているのは一緒かと思いますが、アンゴラモンの方がジャングルの様な雰囲気になっています。
これは今回、誰が展開しようがARフィールドを展開した場所がそういった「いつも以上に木が生い茂っている場所だった」とも考えていたのですが、
そもそもヒロが瑠璃より先にフィールドを展開しようとしていたんですよね。
しかし、そこでアンゴラモンが一旦止めて、その後瑠璃に展開するように言いました。
その事が分かるセリフがコチラ↓
(デジモンゴーストゲーム第6話の会話より)
ヒロ「くっ!あの機能で」
アンゴラモン「待てヒロ!」
ヒロ「え?」
アンゴラモン「瑠璃頼む!」
瑠璃「え?あたしの?」
アンゴラモン「いいから早く!」
ヒロ「そうか!これなら!」
このことから、「ARフィールドを展開すること自体を止めたかった」のではなく
「瑠璃の方のARフィールドを使いたかった」という意図が見えてきます。
と、するとガンマモンとアンゴラモンでは展開できるフィールドの種類や特性が違うのではないか?
とまず考えたのです。
ジェリーモンが展開した時がどうなるかで、もう少し詳しく精査出来そうです。
次にこの空間がどう展開していくのかといったスキャン方法については以下の様にイメージしました。
まず、考え方としては何パターンかあると思うのですが、現時点で分かってるARフィールドの特徴としては
①展開するバイタルブレスで、それぞれで環境(背景)が微妙に違う
②空間は展開する前にいた場所と同じ場所であり、人以外の現実世界の物体などはそのまま残っている
③空間内で破壊された物体は、現実世界の同物体には見た目的には影響は無い
となります。この状況から「リアルタイムで都度デジヴァイスが周囲の地図情報をスキャン」
「展開した主となるデジモンに最も適した環境下のフィールドに形成する」という考えに至りました。
※勿論、このほかにもバイタルブレスの『プロモーションPV』(こちらをクリック)の動画様に
元基盤が上記で
説明したホロ空間で、その空間に各デジモンの特性に適した環境を上書きしている可能性もあると思います。
(元の空間は一緒だけど、
それにプラスαで草木を上書きしているというイメージ)

ですが、今回はリアルタイム展開の方を考えていきたいと思います。
【コマンド後の空間構成の流れ】
① デジヴァイスVを起点に一定範囲内の空間をスキャニング
② 疑似的空間を瞬時に作成し、現実世界の内側に展開する
→ヒロ達の肉体はホログラムゴーストと同じになり人から見えなくなる?
もしくは、
②’ スキャニングしたデータを別空間に作成、作成した場所にヒロ達を空間移動させる。
→それこそデジタル世界の宇宙空間

少なくとも1話でヒロが初めてDimカードを刺した際のガンマモンと最初に出会った空間は、
ヒロが展開しているAR空間と同様のもの(場所)という事が分かります。


なので、あの空間はDimカードに集約されていた環境データを基盤にしている可能性もあり、
『Dimカードやデジヴァイス-V-の中の空間に移動している』とも考えようによっては可能性があります。
【スキャン前のデジヴァイス-V-の中】

【スキャン後のデジヴァイス-V-の中】

勿論、ヒロ達自身の方が、デジヴァイスの内側に集積させるための描写が無い為、この考えはいささか強引な気もしますが・・
可能性のひとつとして・・
電脳空間と幽体離脱-魂とデータ構成-
さて、ここからは、まだ本当に思いつきの話です。
今回の「デジモン」が「幽霊」という事であれば、現実世界にいるデジモン達は肉体データが欠けていて
「魂」のみの存在なのではないか?とも思ったわけです。
そもそも、実体化しそうなデジモンやしたがってるデジモン達は、肉体データに匹敵するものを取得するために、
何かしらのデータを集めているのではないかと・・
その状態でARフィールドに入ると、それまでの個体差に関わらず、姿が曖昧だったデジモン達も共通して実体化したように色が鮮明になります。
これから察するに、デジモンが実体化できるデジタル空間に移動した事で、元の色を取り戻したのだと考えます。
つまり元々見えていないデジモン達の体の構造自体が変わったわけではなく、
デジモン達が実体化出来るデジタルな世界に来たから見えるようになった=ヒロ達の方が逆に【デジタルの肉体に変化している可能性】がありますね。
そういった観点から考えてみると、今回の人間たちはデジタル空間に行く際、肉体データの処理はどうなるのかも気になる所です。
もしかしたら今回のデジタルワールドでは肉体自体は持っていけず、
魂のデータだけデジタル空間に移動する冒険になるかもしれません。(まさにゴースト状態)
まぁ、既に北斗が失踪している(肉体も消えている)と考えるとこの可能性はかなり低い話ですが‥あくまで現時点での可能性のひとつとして。。
そういった観点から、デジヴァイスVの中に入って戦うと考えた場合ヒロ達は意識のみ(魂のみ)飛ばされているのではないかと考えに至ったのです。
ヒロ達がARフィールドに行った際に第三者にはヒロ達がどう映っているのかが分かれば、ここの仕組みももっと
解明できそうなのですがね・・