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-各シリーズの暗黒進化について-

デジヴァイス height=

デジモンといえば主役系のデジモンが暗黒進化するってとこが個人的には見どころだったり!
それじゃ、主人公と暗黒進化の共通点
その後の心情や成長について考察していきたいと思います。



  • アドベンチャー

    第1回目の事象は無印「16話」

    特に太一が完全体進化を焦るばかりにスカルグレイモンに進化させちゃうシーンが印象的で・・ww
    その場にブルックがいたら「お揃いですね、ヨホホホホ!」なんて、、いうわけないですね(汗)
    子供の頃は個人的に太一はヒーロー的存在&アグモン系統がその頃好きだったので、骨だけの骸骨デジモンに
    なった瞬間衝撃を受けました。
    でもスカグレ進化後からメタグレ進化までの太一のエピソードが結構好きですね。
    あれでかなり太一自身成長した感じがします!!
    決断力があり、リーダーシップの資質を持ってる太一。
    強さに溺れるわけではないですが、デビモンとの戦いで、自分たちの力の無力さってのを少なからず感じたのかもしれません。
    エンジェモンの犠牲は本当に大きいものです。。
    ここで仲間デジモンを使って「死」というものを印象付けた回だったデビモン戦でした。
    (敵が死んでも、命の重さは分かりませんが、仲間デジモンが死ぬってのは衝撃的でしたし・・)
    その強敵をやっと倒して次のステージへ!!
    デビモンとの戦いに勝った自分たちなら絶対大丈夫。。
    しかし待っていた現実は完全体との大きすぎる差・・
    エテモンの猿みたいなふざけた格好のヤツに、自分のグレイモンが負けた・・
    どのデジモンでも敵わない・・
    命からがら逃げたときに、自分の元に勇気の紋章があらわれる。。
    その時、エテモンに勝つには力が必要、その力を持ってるのは自分だけ・・
    そう完全体に進化できれば、強ささえあれば・・という考えが生まれた感じがあります。
    強さだけを求めて自分自身を見失い、仲間への思いやりを忘れ、勝てばいい、アグモンは悪い言い方をすれば勝つための道具。
    という考えが暗黒進化をさせるのではないかと思います。
    もちろん強さを求めることは必ずしも、悪いということではないと思います。
    実際強くなりたいと思うことは間違ったことではないはずです。
    ただ、そこには「誰かを守りたい、誰かを助けたい」等の第3者の存在がありました。

    ちなみに暗黒進化後後太一は強さだけを求めたことに反省しますが。
    やはり人間は1度の失敗で正しくなるわけじゃないようです。
    こういうとこは現実味があって自分とシンクロして見れるところです。
    人間は何度も同じ過ちを犯す生き物ですからね・・
    再度グレイモンまで進化できるように、なるまでは反省中ですが、
    迷宮のナノモン時にデジタルワールドは、 「ネットの世界」という仮説が出来ます。
    それを聞いた太一は「ゲームの世界、現実の世界じゃない」という間違った認識をし、行動が大胆になっていきます。
    死を恐れない行動。(死を恐れてないというより死んでも、ゲームの世界のようなものだからここは現実じゃないという認識を持ってる。)
    光子郎によって、ここはゲームの世界じゃなく「現実だ」と悟られ、更に大切な空をナノモンに攫われ、
    ここでやっと自分の行動の愚かさと、 仲間を危険にさらしたことを理解し反省したのです。
    ここで、現実じゃないという考えのままいたら、早いうちにもう一度スカルグレイモンになってたと思うシナリオだと考えました。

    「この壁の向こうには大切なものがあるんだ」
    「空??」
    「いや、あの時失ってしまった何か大切なもの」
    「太一頑張って!!」
    「▽東映アニメーション.デジモンアドベンチャー第19話より」

    空のいる部屋に入るには高圧電流の壁がありました。
    データが空っぽの場所じゃなければ、自分は本当に「死ぬ。」
    それを承知で壁を超える。。空の為に・・大切な仲間の為に。。
    これは空じゃなくとも良かった。とDVD-Boxのブックに角銅監督のコメントが載ってました。
    つまり、誰かを守りたい、助けたいと思いが、正しい進化には大切??ということかな?
    これは他のシリーズにも共通して言えることですかね??

  • アドベンチャー02

    第2回目は02「9話」

    こちらは無理やりカイザーに進化させられているので、正式な暗黒進化ではないですね(汗)
    イービルリングでは「スカルグレイモン」スパイラルでは「メタルグレイモン(青)」
    この頃は前回の大好きキャラアグモンを実験にしているカイザーが大嫌いでした(><)
    真っ先にアグモンをターゲットにしたカイザー・・
    アニメの中ではきっと一番強いという考えでアグモンを選んだ。
    もしくは選ばれし子供のデジモンの中で唯一ウィルス種に進化したことのあるデジモンだったから
    WSを混同するとパラレル説もあるのでかなり厄介になってきますが、一緒に旅した(憧れだった)リョウの初期パートナーが アグモンだったから・・というとこでしょうか・・ちょっとどれも説得力に欠けます・・
    別な角度から、演出面で考えてみましょう
    前回の主人公キャラ(人気キャラ)のデジモンを無理やり従わせるカイザーの姿を演出することによって、
    カイザーって悪い奴なのかな??と思ってる子供に「太一のアグモンを!!よくもぉ~~~~悪者めぇ~~」
    とカイザー=悪い奴という意識をより強くさせ、感情移入させるのにアグモンが最適だったからでしょうね・・
    でも、ここでグレイモンがなぜメタルグレイモンに進化すると知っていたのでしょう??
    「暗黒進化しメタルグレイモンとなって我に使えよ!!」と言ってるくらいですので、
    最初から知っていたというのが妥当です。
    WSとの絡みを仮に考えるなら、タッグテイマーズの第2ボスがメタルグレイモン(ウィルス種)でしたし、
    それが、グレイモンから進化したものだというのはケンならリョウとの冒険の間に知りえそうですね


    その他、進化ではないですが、暗黒デジモン誕生ww
    「19話」キメラモン
    キメラモンが出てくるとWSが凄く絡んでるような気もして、、
    あの合成はホント何かに導かれるように作っちゃう姿が印象的でした☆

    ムゲンドラモンが出てきて、、ヤツが誕生したら面白かったですねww でも個人的にカイザーって天才で大人びた風貌をしながら、実は一番子供なんじゃないかと・・
    だってメタグレを自分のものにしたのに、レベルは劣るけどカブテリモンやガルルモンを見て
    羨ましくなって、あれもこれもくっつけちゃってる感が何となく小さい子供が良くやるよなぁ~
    なんて思うのです。4コマにできそう(笑)
    あらゆるデジモンの優れた所を合成した計算高い戦術と言ってほしいとかカイザーに言われそうですが・・

  • デジモンテイマーズ

    第3回目はテイマーズ「34話」

    いつもは結構大人しいタカトが、ブチ切れてメギドラモン誕生でしたね!!
    これは、32話のデジモンがどういう構造で出来てる生き物なのかの現実を知ってしまったゆえに、
    タカトのデジモン(ギルモン)に対する考え方が変わってしまい、この暗黒進化を生んだのではないかと。
    もち加藤さんのレオモンの死も理由の一つかとは思いますが、デジモンはただのデータの集まりであるという
    シブミの話が、仇になった感じがしますね。
    32話の話の後、34話にやっと離れていたギルモンと再会します。しかし、ギルモンとの関係が何となくぎこちなくなってます。
    以前であれば、ギルモン=友達という考えがタカトの心の芯だったはずでしたが。。
    これは勝手な想像ですが、タカトは一応友達はいますが、本当に心を許せる友達がいない気がします。
    (それはタカトに限らず主要メンバーのリー、ルキも同様かと思いますが。)


    どちらかというとタカトは現実世界では、おとなしい(人の目を気にしてる)印象があります。
    でも実はネットの世界、想像の世界の非現実的な世界では 自分の思ったように描けるし言えてた。
    その非現実的のデジモンが現実に現れて、自分自身の考えたギルモンが現れた。
    凄く嬉しいし、ギルモンと過ごした時間の間は、タカト(自分)がタカト自身(自分自身)でいられ自分が変わることが 出来るようになったのかもしれません。
    でもシブミの話により、あの過ごしてきた日々で見てきたギルモンはデータの集まり、幻(非現実的な世界)でしかなかった。
    タカトはデジモンはデータという現実を最初から信じたくない一面が最初から描かれていました。
    だから、ギルモンが出来る工程を目にし現実を突き付けられ、なおさら相当ショックだったのかもしれません。タカトにとって生き物(現実)か生き物(現実)でないかは、かなり重要な感じでしたね。
    データの集まりはタカトからすれば、「段ボールやいらない資材をかき集めたガラクタ」意味のないものなのかもしれませんね。
    個人的には、生き物か生き物ではないかは、その人の受け止め方にもよりますが、
    その点では、李やルキはデジモンはデータということを別の意味で理解しているようですよね。
    第7話の中でのタカトと他の2人のやりとりの差を見るとよくわかります。

    受け止めきれない現実と迷いで心の整理のつかないまま、大好きな加藤さんのレオモンを殺された。
    ギルモンがデータ(ゴミの集まり)ならベルゼブモンもただのデータ、そいつが大好きな加藤さんを悲しませた。ただのデータの分際で!!みたいな感じで怒り爆発!という流れがありそうです。
    しかし、怒りにまかせた進化や、ギルモンに対する考え(ただのデータ)により、自分の思い描いていた姿ではないモンスターが出来たわけでした。


  • デジモンフロンティア

    話を戻して、フロンティア
    フロンティアは暗黒進化っぽいのが、何個かありましたね~
    「フレイモン」と「ダスクモン、ベルグモン」更に「ビーストスピリット初進化の際の暴走」ですね
    ダスクモンに関しては、伝説の十闘士のうち最初5体は悪者側。
    暗黒進化というより、スピリットは心を持たず適合者によって、善にも悪にもなるってのがあります。
    ただ、ダスクモンは、人間だったわけで。輝一の心の闇の影響を受けてで闇のスピリットが悪者になったのであれば、 暗黒進化って可能性がありますね。
    でも、ケルビモンが闇の力を闇のスピリットに注いでいた。
    もしくは闇のスピリットの実験に使われた闇の心、怨念によって ダスクモンに進化してしまったということもあるのでどちらともいえないですねぇ~
    主人公の暗黒?進化は、22話でしたね。
    暗黒進化というより暗黒退化??でした
    フレイモンに退化(進化)してしまった理由は、正式に解説がついてましたが、フロンティアの世界は自分たちの意思をもって選択していく物語らしく、
    拓也が現実世界に帰る際、闇のトレイルモンの言われるままに、人間界に帰ったため自分の意思での選択、あいまいな選択により、 人間でもデジモンでもない姿へと変わってしまったという見解のようです。
    てっきり闇のトレイルモンの試練とか、闇の心、弱気な心が影響かと思ったのですが、フロンティアは自分自身の「選択」「意思」というのがキーポイントなんですねww
    ちなみフレイモンになってしまった22話には疑問が残ります。
    あの話は、実際幻の世界だったのか、第1話の時間軸に戻ったのかです。
    こちらも、DVD-BOXに解説が載っていて、やはり1話にフレイモンが来たようです。
    そうなると、他の考察でも触れていますがトレイルモンもしくは、トンネルにはタイムマシーンのような機能があるようです。
    1話出発時間は午後6時。22話の拓也が戻ってきたのは、もっと前の時間。そうなると無印の時間の進み方が違うというのは、当てはまりません。
    ちなみによくよく考えると、トラックに拓也がひかれそうになるシーンですが、あれはフレイモンが1話の拓也を助けた??感じになるんですよね??
    つまり、拓也の挫折して戻ってこなかったら、拓也は1話の時点で事故って(重傷)デジタルワールドへ行けなくなる未来が、、ということになるかもしれないんです。
    これ輝一の運命の伏線だったのでしょうか??
    ここで拓也が事故っていたら、闇の闘士は拓也に?もしくは悪の5闘士側にアグニモンが??
    余談ですが、DVD-BOXの「Memories of our DIGIMON FRONTIER」にフレイモンは初期案の人型のデジモンの姿だったということが、ありました。

    スピリットエボリューション!炎の闘士フレイモン!!なんて言ったらチョット可愛いですね☆
    ??もしかしたら人間の姿ではなくDWではフレイモンの姿で旅をする設定になってたりして??
    1話で人間界からDWに行くトンネルで、拓也達はアグニモン等の姿に一瞬変わりますが、あの時にフレイモンになる設定になったら。
    人間に戻るためにDWを旅する話とかになってたりして・・←あ、それはデジモンじゃないですがゲームでありましたっけ・・ 新しい路線を切り開くために出来たフロンティアになると前回までの暗黒進化の理論が脆くも崩れ去っていきます(笑)

  • デジモンセイバーズ&その他

    セイバーズは「シャイングレイモンバーストモード不完全体(ルインモード)」

    大の兄貴は34話でトーマの裏切りによって怒り爆発!!怒りにまかせて暗黒進化!!
    バンチョーレオモンは大が悪いと言ってましたが、大の兄貴の性格を計算に入れなかったトーマが悪いと思います(汗)
    感情に任せての進化というのは、テイマーズのメギドラモンに類似しています。
    デジソウル=想いの力ということをデジヴァイス自体がICからバーストに、進化させる試練で解説されていましたが、 デジソウルが感情のままに使うと、暴走という結果になるようですね。
    そういう点では、他のデジシリーズの進化より自己制御という部分でテイマー年齢が上がったところの影響でしょうか・・
    感情を制御してデジソウルにしなければ、7つのどの感情でもパートナーを暴走させそうですね


    漫画版では暗黒進化として描かれているのはネクストくらい??それもブラックガオガモンでしたね。

    デジアド小説版は完全ではありませんが、ヤマトのメタガルが暗黒の心に支配されたヤマト??によって、
    より強力な技を放ってました。。

  • -無印~テイマーズの暗黒進化-

    無印からテイマーズの間の暗黒進化の復習??
    ◎「無印」→進化を急ぐ心(力だけを求める心)
    ◎「02」→デジタルワールドやデジモンへの勘違いした理解。。
    ◎「テイマーズ」→ 無印+02の考え。
    これを踏まえて、全体的に2つのが共通点がありました。
    まずは

    『デジモンはデータ』『DWはデータの世界』=現実ではない

    という点です

    これは、セリフや心情から読み取れますね・・
    「どうせ俺たちはデータなんだからよ・・」(太一)←太一だけ暗黒進化後ですが、、
    「これはゲームなんだ・・」「一度家に帰ってパソコンのデータを全部消去して」
    「初めからやり直しだ!!」(カイザー)
    「ギルモンは、データ??」「元はタダのデータの集まり」(タカト)

    2つ目は

    『デジモンを進化させる際、パートナーデジモンと心が繋がっていない』


    という点。( これは正しいかは分かりませんが)
    無印にしてもテイマーズにしても、人間側が上の進化、強さを求めるだけで暗黒進化前パートナーデジモンと全く心が繋がってない印象があります。
    もちろんイービルスパイラルを付けられた、グレイモン&アグモンなんてものはカイザーとなんて心が通じていません。


    ま、別件ですが、ベルゼブモンも悪魔に魂を売ったようなものですので、
    暗黒進化と言えば暗黒進化ですかね(笑)
    (いやいや四聖獣は悪魔ではないぞ。。) でも、四聖獣もなんで七大魔王のベルゼブモンに進化させちゃったのか。。
    ??そういえば・・・(シャイニング・エヴォリューションにより悪デジモンが復活??)

  • -最終結論-

    暗黒進化の話数は何か意味があるのでは??と思って調べてみたのですが、共通点は今のところゼロな感じですね・・
    無理やりいうと無印・テイマ・セイバということで、1作飛ばしごとに主人公絡み暗黒進化の話が出る。。
    16,9,19,34,22,34 何か共通点ありそうで、ない・・
    ま、まとめると暗黒進化は主人公が負(マイナス)の感情や、間違った考えで行動を起こした時に発生する事象だろうと考えているのですが、ある意味王道の主人公の試練かな??
    という考えです。←個人的にはまだ納得してない所がありますが・・
    そう考えるとクロスウォーズは結局暗黒進化してないよね(笑)
    XWは全体的に今までのデジの常識を脱却している(序盤から究極体デジをバッサバッサと倒す)という意味で、 暗黒進化も無視した形になったということでしょうか・・

    皆さん暗黒進化には気を付けましょう・・

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