この説は一番オーソドックスな考えです。
前作までは当然デジモンと人間の子供が力を合わせてDWの危機を回避してきました。
あらゆる世界に呼びかけることが出来るオファニモンなら、逆にあらゆる世界の情報を見たり、聞いたりすることもできるかもしれません。
そうでなければ、呼びかけた世界の人物たちが皆ルーチェモンのような存在だったら・・逆にこの世界のDWは助かるどころか乗っ取られてしまいますよね・・
少なからず呼びかけた世界がどういう所で、どんな考えを持った生き物がいるかくらいは知っていないと・・
その中で、無印の選ばれし子供やデジモンテイマーの存在を知り、人間の子供がデジモンと心を通わせ通常以上の力を引き出せることができると知った。
スピリットは適合者であればデジモンでなくともデジモンへの進化が可能と、知っているとすれば、人間を呼んだのは筋が通るかと思います。
さらに別の世界（無印やテイマーズの世界とか）のデジヴァイスを元にディースキャナを作った。もしくは別な世界の人物に作らせていたとか・・

十闘士はルーチェモンを封印した後、眠りにつきました。それも、デジモンの姿からワザワザ人型、獣型のスピリットへと変化し元のエンシェントデジモンの姿は捨ててしまったということなのです。
これは十闘士のデジモンが寿命を迎えるが、ルーチェモンを完全に封印したわけではないので封印が解けた時の対策の為自分の力をスピリットへ変化させて死んでいった。
ということも考えられますが、この十闘士の伝説が人間の子供が絡んでいたらどうなるか・・
過去の十闘士が子供から進化したデジモンだったのであれば、そのデジヴァイスを再利用。過去の十闘士が人間だった場合は、若干改良が必要ですが・・
DWに平和が戻ると、大抵はデジモン達と子供達との別れが来ます。平和が戻ったと同時にエンシェント達は姿を現さなくなったのは、デジモン達が進化できなくなったから、デジモンになっていた子供が元の世界に帰ったから。
ということになるのです。
そうなると、オファニモンがそれを利用して、人間を呼びスピリットを託した。。
まさに伝説の十闘士の伝説が蘇るです！！
ちなみに、ルーチェモンは十闘士によりダークエリアに封印されてました。→自分はそこから出られないが、負のエネルギーを送りケルビモンを凶暴化させる。DWは混乱、バランスが崩れる。
これ何かに似てませんか??
・・アポカリモン！？？
彼は太一達より前の選ばれし子供たちに倒されました（正確には封印した）→しかし選ばれし子供の人数が足りないため完全な封印とはいかなかったため、進化しない概念を送り続けていた。ピエモン達はその影響を受け知ってか知らずかスパイラルマウンテンを作り始まりの町を止める計画を進行
デビモン達を使いDWを着々と支配DWは混乱バランスが崩れる。
チョット無理やり帳尻を合わせてる感はありますが・・・

オファニモンの城には、世界中のありとあらゆる文献が集まってきます。
ボコモンの本に何故か、封印されてまだ誰も使ってないはず？で姿を見たことのないであろうアグニモン達のイラストが描いてある図鑑がありました。
正直この図鑑、、考えれば考える程不思議です。。「-ボコモンの本-」
だから、世界中の文献にはスピリット取扱説明書・・じゃないですが、そのような本を十闘士の誰かが残していたのかもしれません。
もしくは昔スピリットを研究していた研究デジモンとかの本。。
それを参考に、作ったとか・・

文献にもなく、十闘士の伝説に人間が絡んでいなかったとすれば、もう一つ考えられるのは。。

未来、パラレルワールドのオファニモンもしくは誰かがデジヴァイスを作り、この世界のオファニモンに託した。 という考えもありますね。
詳しいことは「選んだ子供達」内で仮設したことを元にした仮説ですが、 拓也達の最終回後から来たデジモンが持ってきたデジヴァイスをそのまま使った・・ もしくは繰り返されるデジモンフロンティアストーリーの中で偶然できたデジヴァイスの原理をオファニモンが覚えていて、繰り返されるたびにデジヴァイスだけは復元し続けていたから。
でも、1つ問題がオファニモンは時間と空間を操れはしません。バグラモンなら別ですがね・・
未来から来た誰かや、BADENDの未来になった時点で時間を戻した時、時間を操るもの以外は記憶がリセットされてしまうのがセオリー・・そうなるとオファニモンは、一般デジモンと同じで繰り返される話のストーリーを覚えてはいられないはず・・
時間を操れるとすれば、あの中ではトレイルモン！彼らは「時間と空間」を操れるとまでは行きませんが、そういうタイムスリップ的なことが出来るのではないでしょうか??
拓也達がＤＷへ行って人間界へ戻ってくる時、時間が全然経過していないということ。アドベンチャーとは違い1日1分ではなく、進んだのはルーチェモンと人間界攻防戦を行った数分。
更には拓也が戦意を喪失して人間界へ戻った時は逆に時間が戻ってました。（もちろん演出的にここまでの総集編ってことだと思うんですが・・）
この後拓也が、ダスクモンの恐怖を乗り越えDWに帰る時「乗せてくれこの俺を元の場所まで、元の時間まで」と言っています。
ここから考えるにトレイルモンは時間を操れるのではないか？？ということです。電車という意味「train」+「mon」ですが偶然にも頭文字でムリくり「TM」タイムマシーンとか・・
更にタイムマシーンの形態は乗り物として「鉄道車両」や、更に転送装置として「タイムトンネル」というものもあります。
トレイルモンにタイムマシーンの機能がなくとも、トンネル自体にタイムトラベルの機能が備わっている可能性も捨てきれません。
仮にトレイルモンに乗っていれば、記憶はそのまま過去へと戻っては行けそうですね。。
ただ、何度もBADENDを繰り返してそうなので、そうそう上手くトレイルモンに乗って過去へ戻れるとは限らないのですが・・
時間の関係の考察を捨てきれないのが、もう一つ、1話で必要以上に時計が写るシーンが多く、更に電車を使い、時間を印象付けるシーンがあります。
表面上はただ電車ゲームの演出だったのかもしれませんが、 時間に関係する何かの伏線だったのかなとも見てると思えるところです。