digimon!

※考察リストをクリックすると
気になる考察に飛べるよ

‐姫川代の冒険(解釈と矛盾)「1」‐

4章の冒頭にて、姫川と西島の過去が明かされましたね。彼らは昔の選ばれし子供だった。
と。。。さて、おそらく姫川組が無印第53話で明かされることになる「昔の選ばれし子供達」
という事になりそうなんですが・・・ 色々疑問・矛盾点もあるので、整理してみました。



‐1:選ばれし子供達の増え方(可能性計算)‐

さてまず考え方を整理するために『99年までの選ばれし子供の増え方について』根本的な部分から考えてみます。
ただ、これについて幾つかの説

●95年に2人説(デジモンアドベンチャーオリジナルストーリー2年半の休暇「2001年/チャット/光子郎」参照)
●96年が1人説(2015/2/17角銅監督のTwitter上での説参照)
●97年2人説(2013.3.7 ・ 2015.2.17・2017.1.25の角銅監督のTwitter上での説参照)等々

その他 デジモンシリーズ メモリアルブック P377の一文等でも説が書かれていますので、
今回は断定せず考えられるパターンを算出してみました。
パターンの振り分けとしては、「始まりは何年か?」と計算方法です。

計算方法としては、
パターン1: 2,4,8…の2の2乗の数が『そのまま選ばれし子供の総数』と考える場合。
→例:95=1(2⁰) 96=2(2¹) 97=4(2²) 98=8(2³) 99=16(2⁴)

パターン2: 2の2乗が『その年増える子供の数』という考え方です。
→例:95=1(0+2⁰) 96=3(1+2¹) 97=7(3+2²) 98=15(7+2³)99=31(15+2⁴)

※ 2015.2.17・2017.1.25の角銅監督のTwitter上での説を見る限りではパターン2の計算方法の解釈が
正しいという事になりそうです。


  • -詳細なパターンリスト-



    パターン1:2,4,8…の2の2乗の数が『そのまま選ばれし子供の総数』と考える



    パターン2:2の2乗が『その年増える子供の数』という考え


    上記2パターンで「オリジナルストーリー2年半の休暇」での増え方説に該当するのは
    <1-2>のみかと。
    「ゲンナイさんの話だと1年で大体2倍になってるみたいだし、そうすると1999年に僕達8人増えた。
    それまでに8人はいたはずで最初は1995年の2人」
     「今現在(2001.4) 100人くらいなのか・・・」 (デジモンアドベンチャーオリジナルストーリー2年半の休暇「2001年4月/チャット/光子郎」より)
    よって、1995年に2人で尚且つ2001年に100人以上選ばれているのは<1-2>のみである。

    角銅監督(Twitter)の解説では<2-2><2-4>が該当する。この2つの違いは1人目のみの年があるか無いかであり、さほど変わりはないとの事。(最終年の総数も誤差1人)

    パターン1・2で除外されるもの

  • (※詳細なパターンリストを別タブで見たい方は-ここをクリック-

    この計算方法で尚且つ、2027or2028年に世界人口予想の80億人に達するパターンを算出すると、
    98年には太一以外に「6人~16人いる」事になります。99年には太一達8人。そして可能性としては、
    それ以外に何人かいた可能性(パターン<1-2・2-1・2-3>があります。)

    ※ちなみに、「太一達が選ばれた時期はデジヴァイスを手にした時点なのか?」という事を厳密に突き詰めていくと話が脱線してしまうので、今回は仮として、 ヒカリ以外は「デジヴァイスを手にした時点で選ばれた」=太一達は1999年に全員選ばれたという事にしておきます。(ヒカリに関しては、その時々の考察時に解釈を記載します)


    2:太一以外の選ばれし子供は何人いるか?

    さて、子供の増え方について考えてきましたが、太一より前の子供達は何人いたのか?
    という事でもう少し狭めていきたいと思います。
    昔の選ばれし子供の存在がラストになってやっと明かされる点から、やはり選ばれし子供の人数は増えすぎても
    しっくりと来ないと思います。 そのため今回は太一以外の子供の人数は最低人数の6人(計算方法<2-4>)で考えてみたいと思います。

    太一達意外の選ばれし子供の可能性人数の中で、最低人数の『6人』で考えた場合 最初の危機がアポカリモン戦
    =5人とすると計算上98年に特定の人数に達成します。 (※1)
    アポカリモン戦が『最初の危機』という事は小説版により確定的です。しかし、アポカリモン後も幾度か危機が訪れます。そして 最低でも『失われた古代の進化の力』(デジメンタル)を使った子供が存在しなければなりません。

    02の事も考えると、古代の力=初代選ばれし子供がアポカリモン戦で使用したとも考えられるのですが、少なくとも姫川達はデジメンタルの力(失われた古代の進化の力)は使っていないと思われます。 (そもそも「失われた古代の進化の力」のデータを使って『デジメンタル』というアイテムを大輔の冒険の時に作っただけであって、 デジメンタル=昔の選ばれし子供達のどこかの代で使ったという事ではないのかもしれませんけどね・・)
    そう考えると、この5人全員、もしくはその中の数名は、98年に『何度も起こる危機をその度に戦ってきた可能性』が出てきます。 流石にアポカリモン後に発生した危機を残りの1人が救ったというのは少々厳しいかもしれません。
    Vテイマー01の太一とブイドラモンのような勝率100%コンビで危機を救った可能性もありますけどね・・・

    ただ、残り1人が「ヒカリ」であった場合(※2)は、実質姫川達が何度も戦っていることになります。
    そうなると、この時期のDWの時間の流れ方は、『現実世界の1分=DWの約1日以上』ですので、これだと子供達は
    『危機を救う→ 一瞬現実世界に戻る→数日~数か月後にはDWへ呼ばれる』
    という事を繰り返してしまう事になりそうですね。

    そう考えるのは現実的ではないので、やはりもっと選ばれし子供がいた可能性もありそうですね。
    ただ、仮に姫川達が1代目選ばれし子供であり、彼らが幾度の危機を全て救ってきたという事であるならば、4章冒頭シーンは98年の出来事という事になりそうです。

    ※1:補足 最低人数6人の場合のウォレスに関しての解釈→デジモンに出会ったのは95年であるが、
    デジヴァイスは99年以降に手にしたとする。

    2:補足 99年以前に選ばれている子供の6人のうち1人がヒカリで<2-4>で考える場合→1999年の増加数8人=太一達7人と芽心(計8人)で考える。(あくまでもこの話はTriあっての話)

inserted by FC2 system